FBフレンドに触発されて、昔話を・・・
今から50年以上も前、悠久山公園裏手の(御山町)高台に「松岡譲」という方が住んでおりました。
そこのお宅、当時では珍しく煉瓦張りの台所で、大きなテーブルがあり、
奥さんの「ふで」さんは、ふんわりとした白髪が素敵な優しいおばあちゃんで、
いつも楽しそうに料理作りをしていた姿を今でも鮮明におぼえています。
小学校に上がったばかりの私は、双子の弟とよく遊びに行きました。
「ふで」さんは、まだ幼い私たちを本当に可愛がってくれて、当時では貴重なおいしそうなお菓子を出してくれるんです。
しばらくそんなことが続きましたが、ご主人が亡くなり「ふで」さんは自身の娘さんの住む「荻窪」へ越して行き、それ以降はお会いしておりません。

実はこの「ふで」さん、本名は「筆子」と言い、夏目漱石の娘さん。
ご主人は夏目門人の一人、同時期に久米正夫もいたのだそうです。
そして、この「ふで」さんをめぐり、同門 松岡譲と久米正夫の恋争いが・・・
結果は松岡譲に軍配が上がったようですが、その恋争いを題材に書いた久米正夫の小説「破船」が大ヒットしたという何とも皮肉な結末です。


「破船」は久米側からの見方ですので、それがヒットし「松岡は友達を裏切った」等の噂が広がったようですが、真相は「ふで」さんの方から告白したとか・・・

いろいろ書き始めると終わらなくなるので、この辺で止めますが、
歴史的大スター「夏目漱石」にほんの少しだけ繋がる、50年も前の私の記憶です。

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【2015/11/17 10:57】 | 日記 トラックバック(0) |
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